パートの職場との距離

パート職のコンセプト、価値観に変化の兆しが

パートの職場との距離 パート職のコンセプトですが、時代の変化に従って、それも変化していきます。最近では、その価値観に変化の兆しがみられます。一昔前といえば、パート職は時給が低い低賃金で、社会保障制度の恩恵を受けられないような職種の典型でした。ところが、ここ数年の流れは違います。政権交代によるものですが、非正規雇用者でも、年金などの社会保障制度の恩恵を受けられるように、次々と関連法規が改定されています。

一方、実際に現場で働く労働者側でも、意識の変化が目覚ましいです。昔は、この形体の働き方は、能力に乏しい、どちらかといえば弱い立場の人たちが多かったです。今は状況が急変してきています。極めて仕事の遂行能力が高い、優秀な人材までが、働き方やライフスタイルを考えたうえで、パート職を選ぶ場合が急増しています。非正規雇用者であれば、正社員のようにアフターファイブの、会社のしがらみでの、お付き合いだってしなくて済みます。

ひとつは企業側が、出来るだけ経費を節減して、会社の利益を上げるために、非正規雇用者を多用する傾向になったことがあげられます。働く側でも、正社員でないほうが、より大きなメリットがあれば、そちらに流れる時代です。合理的な考えだと感じました。